第二回勉強会

 

平成28716日 第2回勉強会 

 

場所 :郡山商工会議所

テーマ:被ばく者手帳実現への第一歩

講師 :海渡雄一氏(弁護士)

 

郡山商工会議所会議室において、第2回勉強会を開催しました。

講師は、子ども被災者支援法の立案・施行に中心となって尽力なさった海渡雄一弁護士。

講演テーマは「海渡雄一弁護士を囲んで 〜被爆者手帳実現への第一歩」。  

子ども被災者支援法とチェルノブイリ法の法的な違い、子ども被災者支援法はなぜ骨抜きにされたのか、被ばく者手帳とはどういうものか、どのように実現していけばよいかなどについて、わかりやすい言葉で丁寧にお話くださいました。  

1時間半に渡る講演ののち、参加者との質疑応答が活発に行われ、盛況のうちに終了しました。

海渡先生、参加くださった皆さま、ありがとうございました。

 

勉強会のアンケート結果集計

 

質問① 

海渡弁護士にご意見、ご質問があればご記入ください。

 

・子ども被災者支援法が政府の不作為で骨抜きになっているとの事ですが、同法では、具体的にどの様な支援を行なおうとし、制定されたものでしょうか。

・海渡先生、本日はお忙しいなか、お越しいただきありがとうございました。法学部出身の私にとって、チエルノブイリ法との比較や法的視点など大変興味深いものでした。このような機会をいただけたことを嬉しく思います。

・短い時間のなかで、わかりやすい言葉で説明して下さって、ありがとうございました。「3.11」が起きた時、子供は3歳でした。外で遊びたい時に、会津地方でも外で遊ばせることは控えて我慢させていました。その子のためにも、今日は教えて頂いたことを、家に戻ってからもっと勉強したいと思います。

・今日はとても勉強になりました。考え進まなければいけない。これからもっといろんな人達にも聞いていただき、理解してもらわなければいけないと思いました。

・個人的に、県外の方、具体的には被ばく者手帳の受益者に当てはまらない方の協力を得ることが、次の一歩だと思います。

 

質問② 

本日の勉強会のご感想をご記入ください。

 

・今後の活動の方針がわかり、とても参考になりました。

・海渡先生の説明が とてもわかりやすかった(複雑な条文もわかりやすく整理されていました)。参考資料の分量もちょうど良かったです。

・耳慣れた言葉でしっかり理解しようという気持ちにさせていただきました。勉強する事ができて良かったです。

・この会を理解されている人たちばかりじゃないということもありますが、手帳を必要と思っている人以外の人にも話を広め、少しでも聞きたいと思わせる行動が、必要なんだと思いました。5年たって「これからなんだ」と思いました。

・日本とチェルノブイリの違いがわかりやすかった。 2020年までは、政府が見解をくつがえすわけがないので、長期的 な活動になると思うが、協力したいです。

 

 

第2回勉強会のチラシ 

 

長年にわたり反原発・脱被ばくの第一線で活動なさってきた

海渡弁護士 

 

熱心に耳を傾ける参加者